【美容アドバイス】コットンは使った方がいい?

【美容アドバイス】コットンは使った方がいい?
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コットンを使った方がいいの?とよくママ友に聞かれます。店頭では(やっぱり)コットン使った方がいいですよね?とも。皆さんが、なんとなく気にしている疑問なのだろうなとこの頃感じています。

私自身大学卒業後化粧品メーカーに勤めるまで、化粧水は手で付けていたので、とても気持ちが分かる話。

なんか勿体ない気がする…というか、勿体ないよね それって化粧水のサイクル上げるための戦略じゃない?とすら感じていました。なので、美容部員さんからオススメされても「大丈夫です。」と答えていました(笑)

今考えると、何が大丈夫だったのか…全くなのですが。さて、今回はそんなコットンのお話をしていきたいと思います。お付き合いくださいませ。

コットン使用のメリット・デメリット

化粧品メーカーに勤務してから、コットンは必ず使うようになりました。(例外もあります。そちらは後程お話しさせて頂きます) 理由は単純明快で、コットン使用のメリットとデメリットを知り、メリットの大きさが腹に落ちたからです。

メリット① 顔全体にムラなくなじませることができる

手で化粧水をなじませる場合、こぼれ落ちないように注意を払いながら(指の隙間をしっかり埋めて、手のひらは絶妙なカーブを作り)、両手ですり合わせて一気つける派、あいた方の3指で数回に分けてつける派(流派は様々かと)と、十人十色。

いずれにしても、顔全体にムラなくなじませることはとても難しいのです。コットンを使用した場合、コットンから放出される化粧水の量が一定に保たれる為ムラなくつける事ができます。

また顔全体は立体なので、指ではなかなか難しい凹凸部分にもコットン繊維が化粧水を届けてくれるのです。

メリット② うるおいの持続時間が長い

放出率の高い質の良いコットンは、化粧水を吸収し肌にしっかりと戻す力があります。使用後のコットンがまだ濡れているので勿体ない!とういう感覚になりがちですが、これは有効成分ではなく水分と言われています。

化粧水がしっかりと肌に浸透していくため、うるおいの持続が長いのです。

デメリット③ お肌が敏感なときは要注意

お肌が敏感な状態のときはコットンが刺激となってしまう場合があります。また使用量が少ない場合摩擦となってしまうので、使用量はしっかりと守りましょう。

コットンの縦と横

私自身もそうでしたが、コットンを使って毛羽立つのがいや…。と思っている方多いと思います。これはコットンの使用方法に間違いがある場合が多いです。お手持ちのコットンの表面を見てみてください。

繊維の流れが一定方向になっているのが分かるかと思います。流れに対して指が垂直になるようにはさんでください。正しく持つことで、ヨレや毛羽立ちを防ぐことができます。

肌荒れを防ぐコットンとの付き合い方

  1. 質の良いコットンを使用する
  2. ゴシゴシこすらない
  3. パッティングは空気を肌に送り込むようなイメージで行う
  4. 肌の状態によってはコットンを使わず摩擦の少ない手で付ける

→手は雑菌が多いので、洗うなどして清潔な状態でお手入れしてください。

基本的にはコットン使いの私も、花粉症や生理期の肌が敏感な時は手で使える化粧水を使っています。お肌が弱っている時には応用使いとして乳液湿布をします。

コットンを2枚にさいて、たっぷり乳液(価格もお手軽なもの)を出して、指でなじませます。それを乾燥が気になる部分にはりつけます。大判のコットンの場合は半分にカットして乾燥がきになる部分にのせます。5分くらいそのままにしておくと、お肌がふっくらもっちりするのでオススメです!

コットンは美肌にとってとても大切な道具の一つです。当社でも常時10種類ほどお取り扱いがございます。何が自分に合うのかわからない…!という場合には遠慮なくお声かけ下さいませ。


【著者】鍋谷かおり

ケイポート美容スタッフ。中学生2人、小学生の姉弟を子育中のアラ45 。料理、ダイエットにすぐ手を出します。掃除は苦手(なので買うものは慎重派、物増やしません)出産、育児、復職を通して痛感した悩み、実践した美容情報を皆さまにお届けします!40代以降の筋肉や骨格の歪みに特化したメイクに興味津々です。シンプルかつコスパの良いお手入れをモットーに、心にゆとりが持てる美容を目指しています。