【美容アドバイス】眉毛には年齢が出る!老け眉からの脱却ノウハウ

【美容アドバイス】眉毛には年齢が出る!老け眉からの脱却ノウハウ
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いきなりですが、私は安室ちゃん世代です。ルーズソックスにソックタッチ、短いスカート。厚底靴を履いていました。メイクを始めたのは高校生。スキンケアそっちのけでメイク品を買いあさっていました。そして初めて眉を整えたのも高校生。憧れにあの眉に近づきたくて、痛!と言いながら抜いていたのが懐かしいです。そのうち痛みも感じなくなり、休み時間に産毛を抜く…そんな時代もありました。(お友達の眉毛も抜いたりしていましたね)

ですが…、眉って実はものすごく流行があるパーツ。

アイメイクの質感、ファンデーションの使い方がいくら今時になっても、その眉のせいで老け見えしてしまう結果になってしまうのです。

自分の眉毛を見直したきっかけ

 私自身メーカーの美容部員をしていましたが、出産子育ての為退社。それから末子の幼稚園入園まで美容の世界からはいったん離れていました。長女や次女の幼稚園のママ友達は少し上の方や同世代が多く、世代間のギャップ?を感じる事はあまりなかったのですが、末子の辺りになってくると徐々に自分が集団の中で上の方になってきたな…と感じるように。

公園でママ達と美容の話をすることが楽しくて(元美容部員ということで皆さん気軽に聞いてくることが多く)末子の幼稚園の入園を期に、何かを始めたいと思った私は改めてメイクの勉強をすることにしたのです。

マンツーマンでのメイクレッスンはプロも通うスクールで息もできないほど緊張した時間でしたが…。そこで、先生に言われた衝撃の一言。

「あなたどうしてその眉毛にしているの??」

今思うと、時代遅れかつ、骨格にそぐわない眉に先生は私が何を思ってそれにしているのかを聞きたかったのだと思います。しかし、今まで教えてきた側だった30代後半の私にとってはかなり衝撃でした。

30代後半からの顔の特徴

赤ちゃんや子供の顔を見ると分かるかと思いますが顔のパーツは求心的です。成長と共に顔も大きくなりますが、パーツの大きさ自体はあまり変わらず空きのスペース(頬など)が広がっていくのが一般的。目の下から顎までの長さは圧倒的に大人の方が長いですよね。

眉毛と目の間も同じことが言えます。

ここを狭くメイクすることで若々しい印象に近づくことができます。

特に歳をとると、細眉で眉山が高くカーブがついているのが王道眉になりがち、眉毛を太く描く事に最初は違和感がありますが  大丈夫、すぐに慣れます。(経験談)

描き方のポイントとしては、眉の下側を書き足すイメージ。上側にはなるべく手を加えないように意識していきましょう。

眉作りのトレンド

今の40代の皆さまは納得していただけるかと思いますが、アイブロウと言えばペンシル!この一強だったのが我らの青春時代です。スリムタイプや楕円タイプなど種類はあれど、やっぱりペンシルが最強。

一方で最近は、アイブロウ連立時代。ペンシル・パウダー・リキッド・マスカラ・ティントなどなど。そして、これらを組み合わせて使用するのがトレンド眉になる秘訣です。あぁ、そんな面倒は無理よ…。という声が聞こえてきそうですが、美を維持する為に必要であることも確かなのです。

参考までに、私はパウダーとアイブロウマスカラを組み合わせて使っています。マスカラはカラーマスカラとファイバー入りの黒い透明マスカラを使い分けています。

のっぺり平面眉ではなく立体感のある毛の立ちあがりを作るためには、マスカラは必須アイテムです。透明マスカラをつけるだけでも眉に艶がでるのでオススメです。

眉色選びの基準

以前は髪の毛の色に合わせて眉色を選ぶ方が多かったのですが、今は肌色に合わせて眉色を選ぶ方が多いように感じます。

今の眉の流行は抜け感のあるアイメイクのように楽しむ眉です。アイシャドウを目元に使うように 眉もカラーアイテムが充実しているので積極的に40代にも楽しんでもらいたいと思います。

オススメカラーはレッドやオレンジ、パープルなど。どのアイブロウカラーもブラウンをベースとしているため眉毛になじみやすく、想像以上に自然な仕上がりになります。

また、眉に明るさが出ることで、生き生きとした血色感のある印象を演出できます。

とにかくまずやってみる!

眉毛を変えるのはとても勇気がいることです。私も最初は見慣れぬ顔に戸惑いました。ただやはり眉毛から年代が透けて見えるのは事実なのです。

思い切ってアイテムを1つ増やすだけでも質感が変わって抜け感のある眉毛に一歩近づきます。弱くなってきた目元の印象を強くするには一般的に「やや短め、太めの眉」を描くのが一般的とされていますが、人それぞれ「目の形」「眉毛との距離」「目幅」「眉下の骨の出っ張り」などが違います。

試してみて納得のいかない場合は、店頭にて是非ご相談くださいませ。2022年、眉も心機一転新しくしてみましょう!!


【著者】鍋谷かおり

ケイポート美容スタッフ。中学生2人、小学生の姉弟を子育中のアラ45。料理、ダイエットにすぐ手を出します。掃除は苦手(なので買うものは慎重派、物増やしません)出産、育児、復職を通して痛感した悩み、実践した美容情報を皆さまにお届けします!40代以降の筋肉や骨格の歪みに特化したメイクに興味津々です。シンプルかつコスパの良いお手入れをモットーに、心にゆとりが持てる美容を目指しています。